NYC-RIO(こぼれ話編)

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 前編(ニューヨーク)後編(リオデジャネイロ)に続くおまけ。リオを振り返ってみます。
 前提ですが、
  • 全部ジブンでセットした一人旅です。
  • ニューヨークは11年ぶり2回目、リオデジャネイロというか南米は初めて。
  • flickrアルバムに、他の写真もセレクトして上げてあります。よろしければ。
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  • 行きたいところへ行く
  •  この先、5年くらい長い休みは頂けそうにない、ということで、行きたいところを、つなげたら、こんな旅になりました。そもそも、南極を除けば残り行ってない大陸は南米だけ、という時点で南米で一番行きたいところがリオだったのですが。というか、南米はツアーで行くとエラい金額になってしまったり、いろんなところを周る(それはそれでいい)という傾向になりがちです。
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  • 治安は気になる、でも優しい人たちが多い
  •  岩肌に貼りつくファヴェーラ(スラム)。休みは人のいない市街地。街を覆い尽くす落書き。車線と車線の間で、水を売る売り子・・・。そもそも街でケータイを出してる人はいない(盗られるから、と聞いた)し、写真に収めるのはなおのこと困難。ジブンもスキミングの被害には遭ったし(金額的には0だけど)。
     陽気なイメージがあるかもしれないけれど、後編のタイトル("Saudade")にしたように、悲しみの街、だなと。雑誌"TRANSIT"のブラジル回(完売)で、悲しいとこだ、という予備知識はあったけれど、それでもなお、深い悲しみを感じたほど。それは一握りの成功者、多数の成功できなかった者、そしてこれも多数の貧困層、さらに各階層間での断絶が、一役どころじゃなく買っているのだと感じた。
     一方で、優しい人もたくさんいて、お店で困っていると助けてくれた見ず知らずの他のお客さんや、交通関係者に特に多かった、道行く人に助けてもらったこともあった。この場を借りて感謝(しても届かないかもしれないけれど、それでも)。
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  • 移動は手段を選んで
  •  Uber、バス、地下鉄、トラム、フェリー。Uberは、タクシーをなるべく使いたくなかったので(タクシー強盗、といえば、タクシー丸ごと強盗に遭う、という意味)目立たぬように、との思いから。バスは難易度が高いけれど、いろんな生活が垣間見えて。地下鉄は、バスをよりは安心だけど・・・。バス・地下鉄は、エアコンが無かったり(バスはエアコンの有無で値段が違い、前面・側面に"AR CONDITIONALE"と記載があるけれど、壊れてたりした。地下鉄は完全に当たり外れの領域)。そもそも、この街では、暑さのわりにエアコンが無いことが多い。
     共通カード(Suicaの認識でOK)の"Rio Card"は、地下鉄駅の券売機ならクレジットチャージ可能。行っている最中にケータイ(iOS・Android)アプリでのNFC決済にも対応したけれど、前述の通り人前でケータイを出さない街で、どれだけ有益なのか不明。Uberは国によって決済可能手段が違うので、気をつけて(Apple PayとGoogle Payはブラジルでは非対応)。
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  • 通信手段の確保は万全に
  •  現地での回線契約は、プリペイド契約も含め社会保障番号が必要で、観光客には困難(以前はできたようだが、現在はシステムが変わった、と現地キャリアClaro店員談)。AIR SIMと、iPhoneのeSIM(Truphone)を併用しました。特にiPhoneは盗難事例が多いようなので、くれぐれも慎重に。
 "1月の川"という名の街で、1月を迎え、無事といえば無事に帰って来られたことに、あらためて感謝。
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